紀州高野組子細工
池田清吉建具
世界遺産高野に伝わる伝統技術

紀州高野組子細工とは・・・

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紀州高野組子細工は、高野山の麓に伝わる組子細工で、釘や金具等を一切用いず細かく挽き割った木材(高野六木:マツ・モミ・ツガ・スギ・ヒノキ・コウヤマキ)を手作業で組み上げ、幾何学紋様を編み出していくという伝統技法です。
父親である池田清吉から受け継いだこの伝統技術に、自ら編み出した「きのくに・千切(ちぎ)れはめ込め技法」を採り入れました。「きのくに・千切(ちぎ)れはめ込め技法」により、材質・濃淡が異なる木片(巾1ミリ、厚さ9ミリ、長さ8・9・5ミリ他)を用いて、正三角形の組子キャンパスに多彩な配列と図形の組み合わせと色調の錯覚を導き出し、繊細な表現から人物や風景等を表現して、衝立・欄間・額・置物等を制作しています。

※写真の解説
上から
●風神雷神屏風
●天皇・皇后両陛下来県記念衝立「勇泳」
●和歌山大学へ額「高野山黎明」
●衝立

独自の技術を用いた手法で

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紀州高野組子細工「きのくに千切れはめ込め技法」は、3枚の薄い木片を正確に組み合わせて正三角形を作る「三ツ組手」で幾何学紋様を組み上げ、その中に材質や濃淡の異なる微小な組子を組み入れることで、紋様だけではなく、人や風景など複雑な絵柄を描き出しています。
材質・濃淡が異なる木片(巾1ミリ、厚さ9ミリ、長さ8・9・5ミリ他)を用いて、正三角形の組子キャンパスに組み込む「きのくに千切れはめ込め技法」は、他の組子細工と異なり、独自の技術を用いた手法であり、作品からは活き活きとした鮮やかな絵柄が浮かび上がります。

最近の活動

作業場を活した直販の作品のギャラリー展示をしています。主に壁掛・置物・壁画・家具・額・衝立等の制作を行い、既存の障子や、お好みの作品等に組子細工の施工も可能としています。作品の施工費見積もりも作業場で行っています。
 世界遺産・高野熊野を活用したふるさと納税返礼品の商品開発も行っています。

また、屋根まわり、水まわり、リフォーム等もお問い合わせくださいませ。

データ

営業時間 9:00〜17:00
TEL 0736-32-0927
FAX 0736-32-8270
住所 橋本市 東家 2丁目3番22号
カテゴリー 美術/骨董,内装/リフォーム

交通アクセス

JR(南海)橋本駅より徒歩10分

お問い合わせ

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