口腔ケア 摂食 嚥下障害 NPO法人
和歌山口腔ケア&摂食・嚥下研究会
口腔ケア・摂食・嚥下障害者のみなさんの快適な暮らしのために。県民と専門職の質的向上と活性化のために。

本年もよろしくお願いいたします。

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大饗先生講演会(水田さん撮影)
 平成29年11月5日(日) 午後1時30分〜4時30分にNPO法人口腔ケア&摂食・嚥下研究会 第6回県民公開講座認知症とのつきあい方 パート2〜食べようとしなくなったときは?〜を和歌山市中央コミュニティセンター3階大ホールにて開催したところ、約100名の方々にご参加いただき、盛況の内に会を終えることができました。

 大饗先生の特別講演 「認知症とのつきあい方 パート2〜食べようとしなくなったときは?〜」では認知症の方に嚥下障害がある場合には、アルツハイマー型、脳血管性、レビー小体型、前頭側頭型などの認知症の種類とその違いがあること。そのために、それぞれにアプローチの仕方が異なることについて実例を交えてお話ししていただきました。非常に理解しやすい内容でした。また、寸劇 「あでぇ〜、なんで食べやんのよ〜」では北出さんが演じる認知症老人の様子は見事に、認知症各種類の違いが表現されていました。認知症の方の雰囲気というものを感じることができました。実際に大饗先生との会話の仕方、食事の際の姿勢や食事に使う器具の使い方まで話が進み、家族さんの日常での取り組み方まで理解が深まりました。
 皆さんからいただいた感想や今後の後援希望でも、認知症の方へのアプローチの仕方がよく判った。パート3を希望するとの声をいただきました。

 今後の予定として第13回総会を平成30年6月17日(日)に和歌山県JAビル2階なごみホールにて午前に嚥下連絡に関する地域連携に関する一般演題の発表を、午後には「食事姿勢シーティングについて」の講演会と実習を予定しています。また、第7回県民公開講座を平成30年11月頃に「嚥下障害にならない健康体操」の講演会と体操を予定しています。場所は未定です。

 当会の会員は市民の方々と専門職として病院、施設、開業医に勤務する医師、歯科医師、看護師、栄養士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、ケアマネージャー、介護士など多職種の集まりです。今後もこの特徴を活かして、口腔ケア、嚥下障害に地域で連携して取り組んで行きたいと考えております。ご支援の程、よろしくお願いいたします。

 NPO法人和歌山口腔ケア&摂食・嚥下研究会理事長 藤原啓次

和歌山口腔ケア&摂食・嚥下研究会が行う主な事業

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1.口腔機能、摂食・嚥下障害の諸問題の啓発指導、教育に関すること。
2.口腔ケア、摂食・嚥下リハビリテーションに関すること。
3.研究会、講演会を開催し、施設の活動紹介、症例検討などを行う。

口腔ケア&摂食・嚥下研究会の歴史
平成10年に歯科医師、衛生士、医師、栄養士、理学療法士、言語聴覚士、ケアマネージャー、ヘルパーなど多職種が集まり嚥下障害に対する会を設立しました。それ以来毎年総会、実習会を行っていました。平成18年からは和歌山口腔ケア&摂食嚥下研究会を設立し、継続的な活動を行っていました。しかし、継続的かつ健全な会の運営が求められ、法人設立を発起しました。平成22年総会にて、会員の過半数の賛同を得て、NPO法人設立となりました。
- - - - - - - - 会員募集のお知らせ - - - - - - - -

職種・年齢・性別は問いません。どなたでも入会できます。
入会手続きは「入会申込」と「入会金振込」をすれば完了です。
入会希望の方は、氏名、生年月日、性別、職種(医師の場合は専門分野もお書き下さい)、住所、電話番号、FAX番号等を明記し、下記研究会事務局まで郵送またはFAXしてください。振り込み口座番号をこちらからご連絡いたします。

★ 入会費・・・・・ 1,000円

■ 和歌山口腔ケア&摂食・嚥下研究会
■ 〒640-8017 和歌山市北新戎ノ丁25
■ 藤原歯科医院ビル2F
■ TEL:073-432-5587/FAX:073-432-5587
■ E-Mail enngekenkyuukaijimukyoku@yahoo.co.jp

県民公開講座でいただいたご質問への回答を作成いたしました。

Q1:摂食時、スプーンは、プラスチックと金属、どちらが良いとかありますか?
回答:どちらでもいいと思います。回答者は金属性のスプーンを使っいます。

Q2:嚥下障害がない高齢者様にも嚥下運動や訓練が有効であるか?必要が無いか?又は別の運動になるのか? 
回答:嚥下に関わる筋は足腰と同じで加齢とともに衰えてくるため、誤嚥の予防として嚥下体操(口腔体操を含む)を行うのは有効です。その際の体操や運動の内容は別の物にする必要はありません。

Q3:食事中、むせた場の対処法などありますか?
回答:むせが治まるまで食事を中断するのが大事です。むせが治まった後も少量ノドに残っていることもあるため、痰が絡まったようなガラガラ声が消えているか、否か確認してください。消えていれば食事を再開してください。まだ続いていれば、咳払いを促してください。どうしてもガラガラ声が消えない場合は最終手段として吸引を行ってください。

Q4:食べものを認知出来ない場合の関わり方。 
回答:認知症が進行し、食事は全介助で、口を開けてくれないケースと考えて回答します。
こういうケースでは食前に口腔ケアを行い、口唇や頬のストレッチを行います。また、口を強く閉じていても、K-pointを刺激しようとすると(口角から指を入れて、歯茎に沿って奥歯を付近を触れる)口を開けてくれることが多いです。何度か繰り返すと、口唇を触れただけで口を開けてくれることが多いです。
 
Q5:長時間、口に含んで嚥下出来ない場合の関わり方。
回答:口に含んで嚥下できない原因は、?口の中に食べ物があることを認識できない、?舌を用いて食べ物を送り込めない、ことが考えられます。  
対応としては、空のスプーンを口に入れて舌を軽く押す、アゴをもち噛む動きを手伝うの2つを行ってみてください。行っている途中で自らモグモグを始めると一旦やめてください(スプーンは口から抜く)。するとモグモグに続いて嚥下してくれることがほとんどです。一切モグモグしない場合は?のケースと考えられるので、リクライニングの角度を少し倒してください。また、刻み食であればトロミをあえるか、流れやすいようなペースト状の食事形態に変更してみてください。本人や家族の希望が一番となります。

Q6:誤嚥性肺炎を何度も繰り返す患者さんへ摂食をすすめるべきか、どうか悩みます。
回答:摂食を望む場合は患者さん各々で飲み込みの問題が異なり、安全な姿勢や食事形態、介助方法などが変わってきます。一度、専門家に相談されることをおススメします。

Q7:嚥下体操を上手く出来ない人もあります。唄等を利用したいですが良い曲はありますか?
回答:・タ行やラ行は、食べ物を咽頭(口の奥)へ送り込むときと同じ口の形
・カ行は、飲み込む瞬間と同じ口の形
このように発声と嚥下は似た動きをすることが多いです。そのため、嚥下体操を兼ねた唄を行う場合は、タ行(もしくはラ行)とカ行を多く含む唄を歌うことが良いです。回答者はカエルの唄をよく用います。

Q8:胃ろうや経鼻栄養となっている利用者さんで『訓練すれば摂食出来る様になるのでは・・・?』と言う判断の基準はありますか?
回答:食事を試す前にゼリーを用いて訓練をする時期があります。その訓練を開始する基準として下の条件をすべて満たすことが推奨されています。
2.全身状態が安定している
3.脳血管障害の進行が無い
4.嚥下反射が(遅れていても)確実に起きる
5.十分な咳が行える

Q9:嚥下造影は、どこの病院でもしてもらえるのですか?嚥下リハビリは、どこの病院でもしてもらえるのですか?
回答:嚥下造影検査や嚥下リハビリはどこの病院でも行っているわけではありません。
両方とも言語聴覚士が所属している病院の多くは対応できますが、外来や訪問での対応は病院によって異なります(詳しくは和歌山県言語聴覚士会HP内に所属している病院・施設一覧を確認してください)。また、言語聴覚士のいない病院でも摂食機能療法にて嚥下リハビリを実施しているところもあります。

データ

TEL 073-432-5587
FAX 073-432-5587
Eメール
住所 和歌山県和歌山市 北新戎ノ丁25 藤原歯科医院ビル2F  [GoogleMap]
カテゴリー 歯科,耳鼻咽喉科,内科,脳神経外科,介護・生活支援,保健/医療/福祉(NPO/ボランティア団体)

役員会組織

名前 備考
■ 理事長:藤原 啓次 ・いちご耳鼻咽喉科藤原クリニック院長
■ 副理事長:大饗 義仁 ・橋本市民病院 脳神経外科医
■ 副理事長:吉村 幸代 ・藤原歯科訪問管理栄養士
■ 理事:藤原 修志 ・藤原歯科医院院長
■ 理事:板倉 登志子 ・進正会 寺下病院 言語聴覚士
■ 理事:辻 雅裕 ・医科担当 功徳会 大阪晴愛病院 医師
■ 理事:寅本 里奈 ・看護担当 紀州リハビリケア 訪問看護ステーション
■ 理事:北出 貴則 ・理学療法担当 誠祐記念病院 理学療法士
■ 理事:水田 達也 ・千徳会桜ヶ丘病院 言語聴覚士
■ 理事:小室 恵子 ・口腔ケア担当 岡野歯科医院
■ 理事:西畑 真子 ・口腔ケア担当 藤原歯科衛生士
■ 理事:加藤 恭子 ・医療法人スミヤ ケアマネージャー
■ 理事:寺本 千秋 ・紀州リハビリケア訪問看護ステーション代表 作業療法士
■ 理事:野村 カオル ・藤原歯科医院
■ 監査:川瀬  恭子

関連リンク

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